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大手機械メーカーの「住友重機械工業」が、製造した機関銃の性能試験を行った際、公安委員会の許可を得ないまま弾丸２４発を試し撃ちしたほか、海外のメーカーから見本として輸入した機関銃などを違法に所持していたとして、警視庁は、会社と社員２人を銃刀法違反などの疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、東京・品川区に本社がある大手機械メーカー「住友重機械工業」と、担当の男性社員２人です。

警視庁の調べによりますと、社員２人はそれぞれおととし、自社で製造した機関銃の性能試験を行った際、公安委員会の許可を得ないまま弾丸２４発を試し撃ちしたほか、見本として海外のメーカーから輸入した機関銃など４丁を違法に所持したとして、火薬類取締法違反と銃刀法違反の疑いが持たれています。

性能試験での弾丸の試し撃ちではその都度、公安委員会の許可が必要ですが、社員は、合併した企業から引き継いだ弾丸については、許可が必要ないと思いそのまま使ったということです。
また、武器の輸入については、製造の許可を持っているために違法ではないと認識していたということです。

住友重機械工業は、「書類送検の事実を真摯に受け止め、引き続き管理体制の徹底と再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141024/k10015664311000.html