プラズマクラスター技術、細菌・ＰＭ２．５に効果－シャープが実証

掲載日 2014年04月04日 Tweet

　シャープは３日、プラズマクラスター技術が黄砂に付着している細菌・カビや微小粒子状物質（ＰＭ２・５）に含まれる化学物質に対して抑制または除去効果を持つことを実証したと発表した。
６―７畳程度の室内でプラズマクラスターイオン発生装置を使った実験設備を使って試験した。今後、同技術を生かした新商品の開発を進める。

　効果を実証したのは黄砂に付着して食中毒の原因となるバチルス・セレウス菌、同じくアレルギーを引き起こすとされるビルカンデラ菌、
ＰＭ２・５に含まれる芳香族カルボン酸（安息香酸）、自動車排ガスに含まれるアルカン（ヘキサデカン）。それぞれ、６―２４時間の処理時間で９８―９９％を抑制または除去できた。

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