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1: 番組の途中ですが\(^o^)/です 2014/07/16(水) 21:44:06.30 ID:41cCXy8C0 BE:444017196-2BP(1000)
国内の患者数に関する集計によると、男女比は2.4対1と男性に多く、男女合わせた患者数は、1965年と比較して3倍に増えてきています。
生涯の罹患率は、男性は7人に1人、女性でも15人に1人と言われており人ごとではありません。なぜ近年、尿路結石は増えているのでしょうか?

原因として、
(1)食生活や生活様式の欧米化
(2)診断技術の向上(CTや検診などで偶然見つかる場合も多い)
(3)人口の高齢化――などがあげられます。

結石の成分は、カルシウム結石が90%以上を占めています。
特に男性では、尿中における結石関連物質
(尿酸、シュウ酸、カルシウム)は肥満のある尿路結石患者に高くなる傾向にあります。
逆に、結石を作りづらくする尿中のクエン酸は肥満者では低くなります。

尿路結石は気候、食生活、職業、性差、尿路奇形、年齢、ストレス、遺伝などの要因が複雑に重なり合って発症する多因子疾患です。

残念ながら尿路結石の原因はまだ完全には解明されていません。しかし、近年の研究結果から、尿路結石と動脈硬化の発症には極めて類似点が多く
「尿路結石はメタボリックシンドロームの結果、発症する生活習慣病の一疾患である」
との概念も提唱されてきています。

肥満と結石関連物質と尿の成分は関連があります。
また、生活習慣病の予防と尿路結石の予防法はほぼ共通しています。

尿路結石症は、高血圧や糖尿病、高脂血症の発症時期より若い年齢で発症する場合が多いです。
それゆえ、尿路結石にかかってしまった人は、将来の生活習慣病予備軍とも考えられるのです。

尿路結石は、単に痛いだけの病気ではありません。生活習慣病の一環と考え、日頃の生活管理に取り組んでいただければと考えます。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=101742&from=yartcl_pickup
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