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via.MTPro
 自分の身体が未知の他者に侵害され操作される,いつも誰かに見られている―。

 そうした統合失調症性の妄想は,福島原発事故による放射性物質の拡散や監視カメラの普及により,もはや妄想ではなく現実のものとなっているのかもしれない。

 京都国際ラカン精神分析コロキアム(4月10〜11日)で,自治医科大学精神医学教室教授の加藤敏氏は,現代社会を「精神病構造」が増長している社会であると分析し
そうした社会で生きる引きこもり事例や摂食障害症例の中には高次の「正常性」が認められる例があると述べた。
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