産経2014.7.14 02:10

　逗子海水浴場で海の家を運営する逗子海岸営業協同組合は１３日、海水浴客がピークとなるお盆期間前まで、逗子市条例に沿う形で営業終了時間を早め、音楽禁止についても継続する方針を固めた。組合内には営業時間延長を主張する組合員もおり、１５日の臨時総会で理解を求める。
　組合は営業時間や音楽禁止をめぐって市と対立、条例取り消しを求めて横浜地裁に提訴している。
　海水浴が本格化する１５日以降、営業時間の短縮見直しや店内でＢＧＭを流す可能性も示唆していた。
　営業終了時間を昨シーズンより２時間短縮し、午後６時半までとしたことについては市長権限による規則で定められている。
　組合側が１０日に平井竜一市長と面会した際に、週末に限り営業終了時間を午後８時半にするよう緩和を求めたが、市側は今シーズン中の規則変更は難しいとしていた。
　音楽禁止の影響もあり、逗子海水浴場の海の家の客入りは昨年の半分以下となっている。
　組合側はお盆前に再度、市と交渉を行い、営業時間延長などの緩和を求める構えだ。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/140714/kng14071402100003-n1.htm