20140617163725778


1: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:07:09.24 ID:qspyd/Zy0.net
19時34分

男「ふぅ、今日はそろそろ上がるか」

男「課長、お先に失礼します」

課長「おう、お疲れ~」

俺はそう言うとタイムカードを切り、家路に着いた

00: オレ的VIPPER速報てきなやつ 2014年 RSS記事一覧 :ID/dkajdiojf
3: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:14:11.79 ID:qspyd/Zy0.net
地下鉄と電車を乗り継いで1時間30分
愛しい家族の待つ家に辿り着く

嫁「おかえりなさい」

男「ただいま」

息子「おかえりー!」

男「おぉ、息子!まだ起きてたのか!?早く寝ないとダメじゃないか」

嫁「あなたが帰って来るまで起きてるって聞かないのよ
  困ったもんだわ」

男「そうか、ありがとな息子
  でも、もう遅いから寝ような
  明日も幼稚園元気に行かなきゃな」

息子「うん、おやすみー!」

男「おやすみ」

息子は自分の部屋に向かった

4: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:17:35.80 ID:qspyd/Zy0.net
嫁「まったく…」

男「まぁいいじゃないか、たまには
  俺は嬉しいしさw」

嫁「あなたは嬉しいだろうけどさ…
  まぁいっか! 先にお風呂にする?」

男「うん、そうするよ」

5: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:21:38.09 ID:qspyd/Zy0.net
プシュッ
風呂から上がった俺は缶ビールを開け、ソファでくつろいだ

嫁「はい、今日はあなたの好きなカツカレーよ」

男「マジで!? 嬉しいわー!」

嫁「カツカレーが好きなんて、子どもみたいねw」

男「いいじゃん、うまいんだからさ」

俺は好物のカツカレーをあっと言う間に平らげた

6: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:26:32.98 ID:qspyd/Zy0.net
男「明日からしばらく遅くなると思う」

嫁「忙しいの?」

男「ああ、大事な取引が決まるかどうかの正念場なんだ」

嫁「そっか、大変ね」

男「うん、まぁ仕事だからね
  落ち着いたら、家族みんなで旅行にでも行こうか」

嫁「うんっ! でも無理はしないでね」

男「あぁ、大丈夫だよ
  ありがとう」

二杯目の缶ビールを飲み終え、酎ハイに手を付けたところで嫁は就寝した
男(さて、明日から頑張るか)

7: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:30:27.26 ID:qspyd/Zy0.net
翌朝

男「じゃあ、行って来ます」

嫁「行ってらっしゃい、気を付けて」

息子「行ってらっしゃーい!」

バタン
ドアを閉めて、俺は駅へ向かった

8: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:41:11.77 ID:qspyd/Zy0.net
電車と地下鉄を乗り継いで1時間30分、会社に辿り着く
俺が着いた頃には後輩が既に出勤していた

後輩「男係長、おはようございます!」

男「うん、おはよう
  いつも早いな そして元気いいなw」

後輩「挨拶は基本ですからね!
   元気を取ったら、俺じゃなくなっちゃいますよw」

こいつは入社2年目の後輩で、非常に元気がいい
たまに結構なミスもするが、素直に謝ってくる所と
テンションでごまかされてしまう…
憎めないヤツだw

9: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:46:29.84 ID:qspyd/Zy0.net
19時08分

後輩「じゃあ男係長、お先に失礼します」

男「はいはい、おつかれさん」


20時28分

課長「男くん、俺もそろそろ上がるよ
   ほどほどにして、君も上がれよ」

男「はい、ありがとうございます
  お疲れ様です」


22時12分

「…おっともうこんな時間か
 俺もそろそろ上がろうかな」

俺はタイムカードを切り、家路に着いた

10: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:53:11.38 ID:qspyd/Zy0.net
最寄駅

男(けっこう遅くなってしまったな
  0時までに家に着けるかな…?)

アナウンス「2番線から列車が発車致します」

男「おっと、あれを逃すとまずい!」

俺は駆け出し、発車しようとする列車に乗り込もうとしたが
足がもつれ、転んでしまった
そうしている間に列車は行ってしまった…

男「ちくしょう、ついてねぇ」

地面に這いつくばりながら、俺はそう呟いた
その時、俺の目にある物が飛び込んできた


男「なんだこれ? 切符…?」

13: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:04:02.36 ID:qspyd/Zy0.net
男「まぁ駅に切符が落ちていても不思議は無いか」

そう思い、俺は切符を何の気無しにポケットにしまいこんだ
次にきた列車の車掌さんにでも渡そうと考えていたのだ

しかし、次の列車に乗り込んだ時にはその切符の事などは
すっかり忘れてしまっていた

14: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:20:54.84 ID:qspyd/Zy0.net
家に辿りついた時、0時を少し過ぎたところだった
俺は風呂に入り、缶ビールを1本だけ開け、眠りについた

そんな生活が2週間程続いたある日の朝

男「行って来ます…」

嫁「行ってらっしゃい…
  最近疲れてるようだけど、大丈夫」

男「あぁ、ちょっとキツイけど大丈夫だよ
  今日当たりで一段落しそうだから」

嫁「そう… あと少しなのかな? 無理しないで」

息子「がんばれー!」

男「あぁ、がんばるよ
  行ってきます」
俺は笑って家を出た

会社に向かう電車に乗り込むと、珍しく空席があったので
座る事にした

男(出勤時に座れるなんて久し振りだな)
そう思いながら無意識にポケットに手を入れた

男(…?)

何かが手に当たる
それはいつか拾った切符だった

男(あー、そう言えばこの切符届けるの忘れてたな)

この時初めてこの切符をまじまじと見た
そこにはこう書いてあった


『この切符はあなたの望むどんな所へも行けます
 世界中のどこへでも
 過去の時代にも
 未来の時代にも』

15: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:27:20.35 ID:qspyd/Zy0.net
男「はぁ!?」

思わず声が出た
周囲の乗客の奇異の視線が突き刺さる

男「コホン…」

男(なんだよこれ?イタズラか?
  暇なヤツもいるもんだな)

男(でもこれがもし本当だったら…)

俺は10年前の事を思い出していた
そう、もう10年も前になるんだ

17: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:36:20.33 ID:qspyd/Zy0.net
一応酉つけておきます

当時俺には今の嫁と出会う前で、彼女がいた
俺は彼女の事が本当に好きだった
彼女の全てを愛していた
彼女も同じ気持ちでいてくれていると信じていた

しかし、幸せな日々は突然終わりを告げる

18: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:37:40.36 ID:qspyd/Zy0.net
誰も見てないかな?

19: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:41:51.55 ID:B2l/ccyE0.net
見てるぜよ!

20: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:41:59.16 ID:d59KVHyy0.net
見てるよ

24: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:53:38.28 ID:qspyd/Zy0.net
ありがとう!
変なレスばかりで心が折れかけていました
続けます


本当に毎日の用に俺は彼女と過ごしていた
その中には二人を遮る物は何も無いと思っていた


それは突然の事だった

彼女「男くん、もう私達会わない方が良いんじゃないかな?」

男「へ? え? なんで?」

俺は訳が分からなかった
何の冗談だろうとさえ思った

26: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:00:12.56 ID:ap7FSo4B0.net
彼女「私と一緒にいると男くんは駄目になるよ
   きっと私よりも良い人が見つかるよ」

男「何言ってんの? 俺は彼女さんと一緒に居る事が
  一番幸せなんだよ
  あなたより良い人なんている訳がない」

彼女は8歳年上で、俺は彼女をさん付けで呼んでいた

彼女「うん、でもねそれは一時の気の迷いなんだよ
   私みたいなおばさんよりも良い人が絶対見つかるよ」

男「そんなわけない!」

こういった会話が続き、話し合いは平行線を保っていた

28: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:06:49.63 ID:ap7FSo4B0.net
結局その日の話し合いはもやもやしたまま終わってしまった
ただ、その日以来彼女に会えることは無かった

電話をしても出てくれない
メールは返してはくれるが、そっけない返事ばかり

そして、ある日のこと
彼女からのメール
『今から携帯電話、機種変更してきます
 電話番号もアドレスも変わっちゃうね
 元気でね』

俺は必死で食い下がったが、彼女の気持ちは変わらなかった
数時間後、俺のメールは届かなくなった…

29: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:10:49.08 ID:ap7FSo4B0.net
彼女の家に押しかけようとも思ったが、出来なかった
自分の事を嫌いになったであろう女性の家に押しかけるなんて
ストーカーまがいの事を俺は出来なかった

俺は振られたんだ
彼女には他に好きな人が出来たんだ
そう言い聞かせて、生きてきた

その後嫁と出会い、今の生活には不満も無い
ただ、やっぱり時々思い出すんだ
彼女の事を

31: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:17:59.83 ID:ap7FSo4B0.net
この切符が本当に俺を望む所に連れて行ってくれるのなら
あの時に戻って、彼女の本音を聞き出したい
それを聞いて、傷つく事になっても

男(…)

男(何を考えてるんだ、俺は?
  そんな事ありえねぇだろ
  疲れてるんだなw)

そんな事を考えていると、俺はいつの間にか眠っていた

32: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:23:33.99 ID:ap7FSo4B0.net
次に気付いた時、目に飛び込んだのは俺の降りる駅名の入った看板だった

男(やばいっ!)
甲高く鳴る笛の音が鳴り終わると同時くらいに俺はホームに滑り降りた

男(あっぶねぇ)
何とか目的の駅で降りることができた俺はいつものように会社に向かった
ただ、この時俺は既に奇妙な違和感を感じていた事を無意識に
心の内に閉じ込めていた

33: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:33:57.14 ID:ap7FSo4B0.net
男「おはようございます」

会社に入った俺は後輩がまだ来ていない事に気付いた

男(おっ?今日はめずらしく遅いな)

さほど気にせずにデスクに向かう
逆にいつもはもう少し遅い課長が既に出勤していた
しかも何故か俺のデスクに座っている

「課長、おはようございます
 今日は早いですね
 あと、そこ俺のデスクなんでよけてもらっていいですか?w」

俺は冗談交じりにそう言った

34: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:39:13.95 ID:ap7FSo4B0.net
課長は周りを見回した後でこう言った

課長「おう男、おはよう
   課長なんてまだ来てねーぞ、何寝ぼけてんだ?w」

男(は? 何朝からボケかましてんだ、この人は?)

男「いやいや、課長はあなたでしょうがw
  寝ぼけてんですか?w」

課長「はぁ?俺が課長?
   ハッハッハッ! からかってんじゃねぇよ!
   寝ぼけてんのはお前だろうがw」

36: ◆PwFn7LQQmk @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:44:16.35 ID:ap7FSo4B0.net
男(???)

男(…? え、この人本気でおかしくなったのかな?
  いや待てよ、最近この人こんな口調で喋る事無かったよな
  課長になってからは特に)

男(しかも、俺のデスクでこんな朝早くから仕事してるのもおかしい)

男(…そうだ!)

男「そういや、今日は後輩来るの遅いですねぇ」

課長「…」

課長「お前本当に大丈夫か?
   今この部署の一番下はお前だろ?
   いつからお前に後輩なんて出来たんだよ?」

37: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:45:51.20 ID:ap7FSo4B0.net
まさかの酉バレ
変えときます

38: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:52:49.31 ID:osUBhRIB0.net
おわっ
タイムスリップしちゃったのか

39: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:54:52.65 ID:ap7FSo4B0.net
俺は鳥肌が立った
おそるおそるカレンダーを見てみると、西暦は2004年だったのだ

男(嘘だろ…!)

男「課長!いや、先輩! 俺タイムスリップしたみたいです!」

先輩「そうか…、疲れてるみたいだな
   今日はとりあえず帰っとけ」

男「そうさせて下さい
  失礼します…」

先輩「…」

先輩「あいつ、マジでヤバイかもな…
   さて仕事するか」

40: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 01:01:45.36 ID:ap7FSo4B0.net
どうなってるんだ?

どうなってるんだ?

その言葉だけが俺の頭の中を永遠とも思えるくらいにループしていた

『タイムスリップ』

そんな事があり得る訳が無い!
「あり得ないなんて事はあり得ない」
とか言ってた人がいるが、あれは漫画の話だ

俺は会社から駅に向かう途中の公園のベンチに座り込んだ
少し冷静になろう
いつからこうなった?
朝、俺は普段通りに家を出た
それは間違い無い

41: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 01:06:05.16 ID:ap7FSo4B0.net
それから珍しく電車でイスに座れたんだ

男「!!」

男「切符だ!あの切符はどこにある!?」

ポケットに手を伸ばすと、あの切符が出てきた
しかし…

42: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 01:11:29.58 ID:ap7FSo4B0.net
見ると、切符に穴が開いていた
乗車する際に自動改札機に通すと、開くあの穴である

男(つまり俺はこの切符を使って、過去に来てしまったという事か)

て事は家も当然昔の家か
まずは家に帰ってみようか、この時代の自分の状況を理解しなければ

43: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 01:19:17.52 ID:ap7FSo4B0.net
俺はベンチから立ち上がり、駅に向かった
当時俺はボロアパートで独り暮らしをしていた
会社からは比較的近かった

最寄駅から列車に乗り込み、懐かしい駅を目指す
先ほど感じた違和感は、この駅の改装前後の状態にだったようだ

男(そういえば)

ふと気が付いた
携帯のメモリ(特にメール)はどうなっているのだろう?
10年前と言うと、おそらく…


予想は的中していた

44: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 01:27:32.79 ID:ap7FSo4B0.net
眠くなってきたので寝ます
続きはまた今度
来れなかったら、保守してくれるとありがたいです
見ててくれた人ありがとう

45: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 03:27:05.57 ID:jGmbSRgg0.net
まってるほしゅ

46: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 04:15:38.52 ID:wPlDLTvE0.net
楽しみ

50: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 13:16:40.59 ID:XSwz5j3D0.net
保守

51: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 13:29:51.76 ID:ap7FSo4B0.net
保守ありがとう!
少しだけ書いていきます


10年前の10月、それは彼女に別れを告げられたその時だった
メールを確認すると、最後のメールは二週間前だった
という事は今の俺は何の生きがいも無く、まさに屍のごとく
ただなんとなく生きていた時期だろう

通勤ラッシュの列車に揺られながら、家に向かう不思議さを
感じながらも、少しずつ今の自分の状況を確認していた

そして列車は当時俺が住んでいた家の近くの駅に着く

52: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 13:36:30.96 ID:ap7FSo4B0.net
201号室

覚えているもんだ
部屋に入ると懐かしい匂いと光景が飛び込んできた

男「こんな狭い部屋でよく暮らしてたもんだw」

俺はとりあえず窮屈なスーツから普段着に着替え、コーヒーを淹れた
それを飲みながら、もう一度冷静に考えることにした

54: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 16:52:06.81 ID:ap7FSo4B0.net
スーツを脱ぐ時に気付いたが、このスーツは当時俺が着ていた物だ
もちろん家の鍵もその当時の物に変わっていた

さて、と

「俺はあの切符の効果で10年前に来てしまった」

これは間違いないようだ
問題は元の時代に戻れるのかどうか…
切符がまだ残ってるという事はまだ大丈夫なのか?
でもよく考えたら、一枚の切符で往復なんて出来るのか?
いや、往復切符ってのもあるか?

55: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 16:56:46.89 ID:ap7FSo4B0.net
その時、部屋にあった鏡に目が行く
そう言えばまだ自分の姿を見ていなかったが
鏡の中の自分を見て思わず噴出してしまった

男「若っwww」

どうやら完全に2004年の俺になっているようだ
違うのは俺の記憶だけが現代のまま進行しているという事

男「という事はやる事はひとつ、か」

コーヒーを飲み干し、俺は覚悟を決めた

56: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 17:01:37.69 ID:uV2F5+qy0.net
過去を変えたらいかん
バックトゥザフューチャーでドクが言ってただろ

57: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 17:11:09.84 ID:ap7FSo4B0.net
>>56
俺も大好きだよ
でも、あいつら変えまくってるけどなw


俺は家を出て再び駅に向かった
そして会社とは逆方向の列車に乗り、彼女の家のある駅を目指した
だが、気掛かりが一つある
俺にとっては10年振りだが、彼女にとってはたかだか二週間振り
テンションのギャップが生じるのではないだろうか?
まぁ、今更そんな事は構っていられない
とにかく行くしかないんだ

59: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 17:24:08.01 ID:ap7FSo4B0.net
目的の駅で降りた俺は彼女のマンションに向かって歩いていた
その時だった

「よう、男!」

声をかけてきたのは中学校からの親友の友だった
ただ最近ではめっきり会う事も減り
年に一回会うか会わないかの間柄になっていた

男(こいつも若いなw)

男「おー、友久し振りだな!」

友「は?何言ってんだ? 先週会ったばっかじゃねえかw」

男(おっと、やべぇ)

男「あー、そうだったな
  なんか勘違いしてたよ」

友「?変なヤツだな
  今日休みなのか? 俺も休みなんだけどさ
  昼飯でも食いに行くか?」

男「いや、俺は…」

友「なんだよ、何か急ぎの用事か?」

男「急ぎって訳でもないんだけど…」

友「じゃあ、行こうぜ!」

結局押し切られてしまった
こいつはいつもこうだ…

60: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/02(日) 17:36:13.66 ID:ap7FSo4B0.net
ファミレスにて

男「昼飯には早くないか?俺は朝食ってないからいいけど」

時計は10時を回ったところだった

友「あー、俺も朝飯食ってないんだ
  さて何にしようかなぁ」

などと話していると、ウェイトレスが注文を取りに来た
店員「ご注文お決まりでしょうか?」

男「俺コーヒーでいいや」

友「食わねぇのかよ!
  じゃあ、俺はステーキ定食ライス大盛りで!」

店員「かしこまりました
   少々お待ちくださーい」

ウェイトレスはそう言うと、軽快な足取りで厨房に戻っていった

61: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 17:48:33.83 ID:PPmOaoQU0.net
面白い

なんか見入るわ

63: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/03(月) 08:23:07.76 ID:4PZxXYgU0.net
支援

66: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/03(月) 16:11:18.68 ID:3qiJy7AE0.net
ほしゅ

68: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/03(月) 22:38:20.29 ID:vD6ZfOPN0.net
保守&支援ありがとう
少し書いていきます


男「けっこう重いのいくなぁ」

友「ああ、何しろ朝飯食ってないからな!」

男「それはさっき聞いたよw」

しばらくして、先程のウェイトレスが料理を持ってきた

店員「お待たせいたしました! ステーキ定食ライス大盛りのお客様ー?」

友「はーい!」

店員「ホットコーヒーのお客様…?」

男「はい」

コーヒーしか頼んでないからって、テンションに差を
つけるんじゃねえよw

69: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/03(月) 22:42:52.27 ID:vD6ZfOPN0.net
友「おぉー、ここのステーキ結構厚いのな!ハグハグ」

男「俺は他の店でもステーキなんて食わんから、わからんよ…」

友「で?」

男「は?」

友はステーキをむさぼりながらこう言った

友「なんでそんなに暗い訳?」

そうか、10年前からこうだったな…
全くこいつには敵わない

70: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/03(月) 22:45:59.64 ID:166Mi//50.net
おかえり~、待ってました。

73: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/03(月) 22:59:46.40 ID:6HNTZrDT0.net
待ってたよ

74: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/03(月) 23:16:34.07 ID:vD6ZfOPN0.net
>>70>>73 ありがとう


友「… … ハグハグ」

友は未だにステーキをむさぼりながらも何か考えているようだった

男「お前に言っておきたい事があるんだ」

俺は意を決して、話そうとした

友「!?」

友「ちょっ、やめろよ! 俺にその気は無ぇぞ!」

男「アホか、氏ねw」

何か勘違いしている友に俺は真実を告げた


男「俺さ、未来から来たんだ」

71: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/03(月) 22:47:15.39 ID:vD6ZfOPN0.net
男「は? 何が?」

無駄とは思いつつもとりあえずとぼけてみた

友「とぼけてんじゃねぇよ、俺をごまかせるとでも
  思ってんのか? ハグハグ」

いいとこくらい、食うのやめろよw

男「お前にはホント敵わねぇな
  でも、こういう時くらい食うのやめとけよw」

友「馬鹿野郎! こういう時こそギャグを交えつつだろw」

男「お前のは、只の食欲だろw」

友「言うなwww」

72: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/03(月) 22:57:44.41 ID:vD6ZfOPN0.net
友「で? やっぱり彼女さんの事か?」

男「…」

友「やっぱりか
  まぁ、あんだけ仲良かったんだもんな
  落ち込む気持ちはわかるけどさ」

当時友には何かある度に相談に乗ってもらっていた
俺が彼女に振られた時に、真っ先に報告したのも友だった

友「でもな、女は一人じゃないぞ
  俺たちの出遭えていない女が星の数ほどいるんだぞ?」

男「そんな事はわかってる
  でも、俺にとってあの人は特別なんだ」

少し茶化しながらしゃべる友に相反して、俺は真剣な眼差しを
向けた

75: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/03(月) 23:29:35.04 ID:vD6ZfOPN0.net
友「却下」

男「は?」

友「ツマラン、やり直し」

男「いや、ネタとかじゃないんだわ」

友「うーん… ハグハグ」

友「じゃあ、面倒くさいけど乗っかろう!
  ただ、やっぱり証拠は見せてもらいたいな
  お前が未来から来たという証拠は?」

男「そう言われてもなぁ…」

男「そうだな、数年後に携帯電話に代わるスマートフォンと
  いう物が流行するよ」

友「スマートフォン? なんだそりゃ?www
  よし、お前の想像力は買ってやろう! で、何しにこの時代に来た?」

俺は事のあらましを全て友に説明した

76: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/03(月) 23:30:49.50 ID:vD6ZfOPN0.net
ごめんなさい、寝ます
また明日

77: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/04(火) 00:01:09.18 ID:AjeFOGrn0.net
スマホ持ってきてないのかー

78: 神@\(^o^)/ 2014/11/04(火) 03:21:57.34 ID:CR6pATf20.net
>>77
現代のものは過去のものに変わるのではなかったっけ?

81: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 22:33:56.23 ID:KzzROAX50.net
>>77
>>78の言うとおりです
タイムマシンに乗って肉体ごとやって来た、という訳ではなく
あくまで意識だけが過去に飛んできた、という形です

保守ありがとうございます
続きです

82: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 22:42:33.57 ID:KzzROAX50.net
男「想像力じゃなくて、事実な」

友「ふむ、なるほどな」

ステーキ定食を完食した友は、ようやく真面目な顔になった

友「つまりお前の話を信じるとすると
  お前はその不思議な切符の効果によって
  この時代にやって来た、と?」

男「おそらくな」

友「何しに?」

男「だから、さっきも言っただろ
  彼女の本音を聞く為だと、俺は思ってるんだよ」

友「でもさ、お前はその10年後には奥さんもいて、子どもも
  いるんだろ? それなのにどうしようっての?」

男「…」

友の言うとおりだった
その事がずっと引っ掛かってはいた
だけど、俺がこの時代に来たっていう事に
理由は一つしか無いと思っていた

83: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/04(火) 22:49:12.03 ID:s2fBV7Az0.net
おかえり~、待ってた。

85: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 22:51:12.96 ID:KzzROAX50.net
男「お前の言うことも凄くわかる
  でも今の俺は彼女に会って、話をする事しか考えられないんだ」

友「…」

友「お前の言う馬鹿げた事を信じてみるか」

友「言わないつもりだったんだけどな
  女に聞いたんだよ」

女とは友の当時付き合っていた女性だ
そして、女は俺の彼女の会社の後輩でプライベートでも
けっこう仲が良かった
余談だが、友と女は後に結婚する事になる

男「聞いたって何を?」

友「彼女さんな、最近女と飲みに行くと最後には
  泣いちまうんだとよ
  お前に会えないのが、辛くてな」

男(ドクンッ)


心臓の男が聞こえた気がした

86: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 22:52:57.35 ID:KzzROAX50.net
心臓の男ってなんだよ
心臓の音な

いいとこで間違ったorz

88: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 23:11:03.92 ID:KzzROAX50.net
俺は友の言葉の意味を一瞬理解出来なかった

男「何言ってんだよ、俺は振られたんだぞ?」

友「そうだな、だけどそれは彼女さんの本心じゃなかった
  って事だよ」

男「そんな事して何の意味があるんだよ?」

友「さぁな、でも彼女さんがお前の事を大切に想っていたって
  いうのは間違いないと思うぜ」

男「…」

男「俺、行くわ」

友「おう」

俺は立ち上がり、店を出ようとした

友「待て!」

男「何だよ?」

友「コーヒー代置いてけ」

男「お前はwww」

俺はコーヒー代260円を置いて、今度こそ店を出ようとした

友「待て!!」

男「今度は何だよw」

友「10年後、俺と女は結婚してるのかな?」

男「さぁな、5年後にはわかるだろうよ」
カランコロン、俺はドアを開けて店を出た

友「5年後か、長ぇな」

友「もう一つ…」

友「俺は10年後もお前と親友でいられるのかな…?」

友の最後の質問は男には届かなかった
ただ、その質問に答えは不要だろう

89: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 23:19:16.74 ID:KzzROAX50.net
俺は走っていた
彼女の住むマンションへ向けて

無我夢中だった
もうすぐ彼女に会える
10年ぶりに、大好きだった彼女に

懐かしい風景を掻き分けて
気が付くと俺は彼女のマンションの前に立っていた

彼女の部屋は408号室
俺は勇気を出して。インターホンを押した

90: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 23:26:34.26 ID:KzzROAX50.net
「…」

返事が無い
平日だし、仕事だろうな

しかし、ここまで来たら後には引けない
俺は彼女が帰ってくるまで待つことにした

10月末、今夜には初雪が降るだろうという予報だった
(10年後の朝に見た天気予報だが)
完全にストーカーに成り下がった俺は、彼女の家の前に
張り付いて動かなかった

91: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 23:32:37.28 ID:KzzROAX50.net
陽もすっかり落ちて、マンションの外灯がぽつりぽつりと
灯り始めた頃だった

カツッ、コツッ、カツッ

階段を上る音が聞こえてきた
ゆっくりと黒い髪が目に映り、やがて顔そして全身が現れる


彼女だった

92: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 23:38:19.65 ID:KzzROAX50.net
彼女「!」

彼女「男…くん?」

男「ひさしぶり」

男「来ちゃったよw」

なるべくおどけた口調で言ったつもりだが、心臓はかつてない
くらいの鼓動を張り上げていた

彼女「どうしたの、急に?」

男「うーん、やっぱりちゃんと話がしたいと思ってさ」

彼女「話、か…」

彼女は自分を落ち着かせるかのように続けた

彼女「話も何も、前に話した通りだよ
   男くんに私はもったいない
   もっと素敵な人がきっと見つかるよ」

93: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 23:45:02.78 ID:KzzROAX50.net
男「女ちゃんから色々聞いたって、友が言ってたよ」

男「なんで嘘つくの?」

彼女「そんなの知らないよ」

男「…」

男「俺さ」

男「未来から来たんだ」

94: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/04(火) 23:53:47.65 ID:KzzROAX50.net
彼女「…??」

男「10年後の未来から来たんだよ」

男「俺は10年間ずっとあなたの事が心から離れなかった
  あの別れ方をずっと引きずっていたんだ」

彼女「て事は、今目の前にいる男くんが私に会うのは
   10年振りになるって事だ?」

男「そうだね」

彼女「懐かしい?w」

彼女はイタズラっぽく笑って見せた
俺はこの笑顔が大好きだった

95: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:00:48.62 ID:GNzU0qpZO.net
切なくて泣ける…

96: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:03:45.97 ID:KzzROAX50.net
男「懐かしいね
  でも、あなたは何も変わってない
  俺の中のあなたは10年前から止まっているからね」

彼女「なるほど、そっか」

彼女は少し考えてから、話し始めた

彼女「そっか、聞いちゃったのかー
   後輩の前では弱さを見せちゃ、いかんよね
   うんうん」

彼女「さっき男くん、私に嘘ついてるって言ったけどさ
   私、嘘はついてないよ」

男「え?だって…」

彼女「うん、男くんに会いたくなって、泣いたっていうのは本当
   でも、男くんに私は釣り合わないって思っているのも本当だよ」

俺はまた「そんな事ない!」と口に出してしまいそうになったが
彼女の話をしっかりと聞こうと思った

97: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:13:01.24 ID:F8fm9odj0.net
彼女「私、男くんには本当に幸せになってもらいたいんだ」

男「どうして?」

彼女「そんなの、決まってるじゃん
   男くんの事が大好きだからだよ」

男「だったら、俺はあなたと一緒にいるのが幸せだよ」

彼女「嘘言わないで」

彼女「男くん、今から10年も私と会わなかったなら
   たぶん、結婚もしてるでしょう?」

男「…」

彼女「やっぱりね、でもそれが当たり前だよ
   その奥さんを大事にしてあげなよ」

俺はもう何も言えなかった
何か言うと、それと同時に涙が零れ落ちてしまいそうだった

98: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:20:58.05 ID:F8fm9odj0.net
彼女「わかってくれたよね?」

俺は答えなかった、答えられなかった…

彼女「じゃ、私は部屋に戻るね
   男くんは元の時代に戻れるのかな?
   とりあえず、今のお家に戻りなよ
   一週間しても元の時代に戻れなかったら
   お姉さんが癒してあげるよw」

彼女「あ、そうだ
   さっき10年間も私の事が心から離れなかったって
   言ってくれたよね
   あれ、本当に嬉しかったよ
   ありがとう、じゃあね…」
バタン
彼女はドアを閉じて、部屋に戻っていった

99: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:26:51.68 ID:kvF0idA20.net
切なすぎる…

100: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:34:32.40 ID:F8fm9odj0.net
気が付くと俺は夜道を駅に向かって歩いていた
別れの悲しさが俺を包み込んではいたが、不思議と
気持ちは晴れていた

とりあえずこの時代の家に戻ろうと、俺は列車に乗り込んだ
窓を眺めているとチラチラと雪が降ってきた
この年の初雪だったのだろう

色々な事がありすぎて疲れたのか、俺はすっかり眠ってしまっていた

101: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:42:48.95 ID:F8fm9odj0.net
『ピィーーーーッ』

笛の音で目を覚ました俺は、会社の最寄駅に着いた事に気付く
間一髪列車から降りる事ができた俺は会社に向かって歩き始めた

男「ふぅ、危なかったー」

男「あれ?…? ??」

男「朝? 通勤? ……西暦は!?」

駅の売店で新聞を買うと、そこには『西暦2014年』の文字が…!


男「戻ってきたんだ」

この日は朝から雪だった

103: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:47:38.45 ID:F8fm9odj0.net
男「おはようございます」

後輩「おはようございます、男係長!」

男「うん、おはよう
  相変わらず元気だなw」

後輩「当たり前じゃないですか!
   俺から元気を取ったら(ry 」

課長「おはよう」

いつもの日常が戻ってきた
あれは夢だったのか…?

この日で仕事も落ち着き、久し振りに早く帰宅する事ができた

104: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:53:57.80 ID:F8fm9odj0.net
18時22分

帰宅
男「ただいまー」

息子「お父さん、お帰り!今日は早いんだね!」

男「ああ、そうだよ
  よし息子、明日はお母さんと3人で遊園地に行こうか?」

息子「ホント? やったぁー!

嫁「おかえりなさい、ようやく仕事が落ち着いたの?」

男「ただいま
  うん、ようやくだよ
  つかれたーーw」

嫁「先にお風呂にする?」

男「いや、ご飯にしよう
  ひさし振りに3人で夕ご飯を食べよう」

106: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 00:59:13.38 ID:F8fm9odj0.net
嫁「はい、おまたせー」

男「おぉ、カツカレーじゃん!」

息子「ホントだ! お母さん何かいい事あったの?」

嫁「えへへ、まぁねw」

俺と息子はあっという間にカツカレーを平らげた

嫁「あんた達、早過ぎw」

男「だってうまいんだもん、なぁ息子?」

息子「うん!」

男「さて、風呂に入ろうかなー」

108: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:04:43.47 ID:F8fm9odj0.net
プシュッ
風呂から上がった俺は缶ビールを開け、ソファでくつろいだ

男「息子はそろそろ寝るか?
  明日の為に早く寝なきゃな」

息子「うん、そうするー!」

嫁「え?明日何かあったっけ?」

息子「お母さん知らないの?
   明日はみんなで遊園地に行くんだよ!」

嫁「えぇ、そうなの? お母さん知らなかったわw
  いつ決まったの?」

息子「ついさっき
   おやすみー」

そう言って、息子は自分の部屋に向かった

嫁「そういう事は早く言ってよね」

男「だから、さっき決まったんだってw」

109: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:11:17.13 ID:F8fm9odj0.net
そんなとりとめの無い話をしながら、
俺が酎ハイに手を伸ばした時、嫁がベッドに向かおうとした

男「嫁」

嫁「うん?」

男「いつもありがとうな」

嫁「何あらたまって!
  恥ずいじゃんっ///」

そう言いながら、寝室に向かった

男(可愛いヤツだw)

110: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:15:58.48 ID:F8fm9odj0.net
酎ハイを飲みながら、俺はテラスに出て
滅多に吸わないタバコを吸っていた

男(あれは結局夢だったのだろうか?)

今となってはわからない事だろうが…

ピリリッ
その時、俺のスマホが鳴った
メールだ
差出人は友だった
内容は

『よう、お帰りタイムトラベラーwww』

全くこいつには敵わない
俺はすぐに返信した

『日付まで覚えてんじゃねぇよwww』

雪は止んでいた
明日は晴れそうだ

111: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:20:37.70 ID:F8fm9odj0.net
翌日は遊園地を満喫し、その次の日の朝
嫁と息子に送られ、俺は出勤した

息子「行ってらっしゃーい!」

嫁「行ってらっしゃい、今日も早く帰って来れるの?

男「あぁ、当分は大丈夫だよ」

嫁「気をつけてっ」

男「うん、行ってきます」

俺は駅に向かって歩き始めた
空は雲ひとつ無い快晴


俺はふとポケットにてを入れてみた
そこに切符はもう無かった



112: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:22:51.78 ID:F8fm9odj0.net
ようやく終わりました
一日で終わらせようと思っていたのに、難しいもんですね
初めて書いたSSでした
何か質問あれば答えます

113: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:24:10.07 ID:F8fm9odj0.net
忘れてた
途中で保守や支援、コメントくれた方
本当に感謝です!
全員にレスできず、申し訳ない

114: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:27:11.69 ID:tPFeBBL30.net
面白かった!!またかいてくれ!!

115: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:28:28.46 ID:kvF0idA20.net
切なかったけどよかったわ。

116: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:35:32.35 ID:F8fm9odj0.net
>>114
ありがとう、なんか思いついたら書いてみます!

>>115
ありがとう、半分くらいは実体験ですw

117: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 01:52:06.70 ID:GNzU0qpZO.net
文章も上手で初めてとは思えない
ありがとう
また書いてね~

118: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 07:33:17.94 ID:YOnuZQvx0.net

119: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 13:11:56.58 ID:spAqUD1f0.net
おつ!
また楽しみにしてる!

120: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 18:00:42.84 ID:K31zg9f20.net
乙!
今日一気に読ませてもらいました!
おもしろかったよ!

121: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 19:57:54.54 ID:x90ZNcwI0.net
乙! 面白くて読みやすかった

122: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 20:10:54.01 ID:fE1lIIX90.net
また書いてね!

123: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 20:18:31.27 ID:n+h0ilOY0.net
面白かったよ
おつかれタイムトラベラー

124: ◆FuUQqzSiU5uN @\(^o^)/ 2014/11/05(水) 23:10:50.66 ID:F8fm9odj0.net
>>117-123

ありがとう
お褒めの言葉はホントに嬉しい
ネタと時間があれば、また書きたいです

125: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/06(木) 00:01:22.11 ID:e6CAyXXn0.net
面白かったよ!
彼女さんがどうなったのか気になる
とりあえず1乙!

126: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/11/06(木) 00:04:30.54 ID:IlfYsgae0.net
お疲れ様

引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1414847229/



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